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2009-07-10(Fri)

取材

ある日の事。
店に一人の男性が入ってきた。
服装からいって 何かの営業さん??
営業さんの割には派手だなあと思いながら、接客中だったので お待ちくださいと声をかけ お待ちいただいた。
店をやっているといろんな勧誘も来る。
断るのに一苦労のこともあるが、私はなるべく丁寧に対応しようと心がけている。
だって 一応相手も一生懸命?仕事そしているわけだし、思いがけないいい話のこともある。

話してみると 伝統ある地元の新聞社の記者さんだった。
思いがけない 取材の話しが舞い込んできた。

新聞に出たいと思っていたわけではないが、自分のしてきた仕事の軌跡を何かに残したいと思っていた。
記者さんと相性もいいようだったので 質問を受けながら、どうして出店するにいたったのか、自分がどういう気持ちで店をかんがえているか? 取材は進められた。
問いに答えるうちに いろんなことが思い出された。

ぱっと浮かぶ光景はたわいもないことばかり。
フラッシュバックのように次々と浮かんで消える。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

オープン前 我が家はダンボールだらけで 引っ越し前のおうちのようだった、
私はコタツにあたりながら ダンボールの中の商品に順番に値札をつけている。
毎日寝るのは2時3時だった。

お店が一日一日と出来上がっていく。
施工の打ち合わせに行ったとき 自分は黄色のダッフルコートを着ていたなあ。
御世話になった建築会社だが 今はもうない。

以前から縁の下の力持ちであり、開店を手伝い応援してくれた近所の友人。
今はご主人様の転勤でベルギーに移り住んでいる。

開店後は忙しくいっぱいいっぱいだった。

保育園に三男を迎えに行く。
保育園の先生が お帰りなさい と笑顔で迎えてくれることが心にしみた。
いつも最後から2番目くらい。
ぽつんと息子は部屋でブロックをしている。
呼ばれて振り向いた顔がうれしそうだった。

お留守番していた長男と二男。二男が 泣きながら県道を歩いていたという。
友人が見つけて保護してくれた。
長男と兄弟喧嘩したらしい。  「ママに会いに行くんだ!!!」とお店までの10数キロの道を歩こうとしていた。
そのとき1年生だったか??

三人の子も 大きくなっている。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


記者の方は 興味を持って私の話を聞いてくれた。
驚いたり感心したり。おしゃべりが弾んだ。

私の話から 何を感じ取ってくれたのだろうか?
私は掲載日が楽しみだった。
そのときは連絡しますねといって 帰っていかれたが、そのあと暫く連絡がなかった。

ある日 友人から 「新聞見たよ!!」 というメールがはいった。
予告なしだったのでびっくりしたが、読んでみると 大きく取り上げられ好意的なことが書いてあった。
その人の着眼点に へえ そうかー と思った。
知らない人が読むと 私をすごい人に思うだろう。

何故連絡をくれなかったのだろうと思いながら新聞社に電話をした。
お礼を言いたかったのだ。
しかしその人はいなかった。
退職してしまったというのだ????
私は狐につままれたような気分だった。

あれがラストの仕事だったのかしら?
また会えるのでしょうか?

不思議といえば不思議な出来事だった。


                   
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リサイクルルームフォレスト

Author:リサイクルルームフォレスト
リサイクルルーム フォレスト オーナーの林です。リサイクルショップを経営しています。明るく清潔な店内、お洒落で高品質な品揃えがモットーです。

HPから通販も行っています。是非ご覧下さい。

 http://www.roomforest.com/

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