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2011-10-27(Thu)

父の言葉

入退院を繰り返していた父だが、様態が芳しくなく、長期を覚悟での入院となった。
体調がよければ 外泊が許されると言う。

週末外泊で家に帰ってきたときこんな事があったのだと 母が電話をよこした。

夜 兄夫婦を呼んだ。
まず2人に家の資産を説明した。
資産と言っても 土地と家が財産の殆どで、かおりには受け取る権利を放棄してもらったと言った。
そして兄名義や私名義ででかけている保険や 余裕があるとき買った国債をどのように分けるかを
つげ その明細を母に書かせた紙を渡したと言う。
家族仲良く 兄妹仲良く やってくれと。
そのほか  兄に託したい細かいお願い事を言い 
最後に 「今まで御世話になりました。」 兄と義姉に頭をさげた。
礼儀正しく 律儀な父らしい。

「4人で涙涙の遺言会だったよ」 と電話口で母は泣いていた。

電話を受けたのがお店で しかも目の前にお客様がいたので 私は必死に涙をこらえた。
相変わらす 泣くのは車の中だけにしている。

そして 父が私のことを とても心配していると 母は付け加えた。
公務員の兄、教員の義姉 はたとえ別れても経済的に不安はないだろうと。
それに比べると かおりは苦労するだろうと。

父は 痛みと吐き気と下痢 黄疸によるかゆみと毎日戦っている。
そんな状況でも 息子や娘の事を気にかけている 父が とても愛しかった。


父の闘病の事をブログに記すと 暗くなりがちでどうかな?とも思うが
今の自分の気持ちや 父の精神を 記録に残すのも いいかな と思っている。

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2011-10-17(Mon)

おでんをつつきながら

珍しく、女性三人でおでんやで飲む機会があった。
そこのおでんが格別に美味しい。
大根やこんにゃくや卵の美味しさに、いちいち感動しながらビールを飲む。

60代、50代、40代 3人組。
共通しているのは ガッツがある性格、目標に向かって頑張っている事、そして3人の夫は皆自分の意志て会社を早期退職している。

60代の大先輩が 興味深い事をおっしゃった。

「女性が結婚するとき この人のここが好きだと思ったところがあるでしょ?
結婚してもそこだけが変わらなければいいんだって。
でも女の人って 結婚すると あれもこれもほかの事を望んでいっちゃうのよね。」

「かおりちゃんはご主人のどんなところがすきだったの?」と聞かれ照れたが、
そういえば私は 主人の型破りで何かしでかしそうなところが好きだった。
豪快に飲むところも お金の使いっぷりのいいところも、好きな事は子供のように遊ぶところも。
くわえタバコで運転する姿だっていいと思ったのだ。

そういえば主人は何1つ変わっていない。


「かおりちゃんは やんちゃな人が好きなのよね。」と2人が笑った。

そう、それを選んだのは私のはずなのに、今はそのすべてに文句を言っている。
一緒に住むようになって 子供が出来て 魅力だと思っていた点をすべて私がマイナスに評価してしまった。
すべての事に小言をいっている。

友人からは よく 「かおりちゃんだからご主人とやっていられるのねえ」と褒め言葉なのかそうでないのか
不思議な感想をいわれる。
周りから見ると 昔と変わらない自由奔放な男性らしい。

「ま、かおりちゃんはそういう運命なのよ」と2人の先輩に励まされ?
2人の体験談を聞きながら またビールを飲んだ。

逆はどうなんだろうか?とふと思った。
主人は よく騙されたと冗談で言うが 本当のところはどうなんだろう??



2011-10-08(Sat)

長男盛岡へ

お父さんの具合はどう?
と母に電話を入れる。
朝の8時半、私は 息子たちを送り出し ほっとする時間。
その日の母の返事にドキッとした。
黄疸が出て これから病院にいく。
たぶんまた入院になるだろうと。

黄疸と言う単語に ヒヤッとした。
新生児に黄疸はたまに見られるが 病人の黄疸は素人ながらとても危険なものに感じた。

おまけに母の調子が悪いと言う。
母まで倒れては大変と私はあわてた。

その日の午後私は盛岡にいた。
思い立ったら早い。
家事を済ませ お店により 新幹線に飛び乗った。

家族とスタッフの協力で でかけられるのがありがたかった。

担当医の説明を母と2人で聞く。
難しい専門用語を 聞き流したり聞き返したりしながらも 状況はよくわかった。
不安なのか 母は目を赤くしている。
父の事も心配だったが 小さな体に不安の塊を抱えている母が可愛そうだった。

父が今望んでいること それは飯能の三人の孫たちの顔が見たいということ。
でも大学受験を控えている長男を心配し遠慮している。
こっちにくるのは勉強の妨げになるから、気にするな、勉強に専念しろと。


帰宅し、長男に おじいちゃんに会いに行くか?と尋ねると 今週の土曜に1人でいくと言う。
おじいちゃんが勉強の事を気にかけてたよ言うと
彼は、「こんなときに 勉強をとっていいのかよ!!
おじいちゃんにもし会えなくなったら どうするんだよ!!」
と怒ったように言い、そのままだまりこくってしまった。

「もし会えなくなったら 」 という言葉に 私はぐっときたが、こらえた。
彼はちゃんと 大切なものを見失ってなっていない、ちゃんとまっすぐ成長している、と うれしくも思った。

今日土曜の早朝 長男はいつもよりすんなり起きてきた。
朝が弱く普段はなかなか起きてこない彼なのに、自分の使命と小旅行に緊張しているのだろうか?

父のびっくりする顔が目に浮かぶ。
さぞかし喜ぶ事だろう。
長男の合格を見届けたいと言ってた父。
母からの電話によると、合格したら報告に来ます、と言って長男は病院をあとにしたらしい。

春の再会を楽しみにして頑張って欲しい。
父にも、長男にも。
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リサイクルルームフォレスト

Author:リサイクルルームフォレスト
リサイクルルーム フォレスト オーナーの林です。リサイクルショップを経営しています。明るく清潔な店内、お洒落で高品質な品揃えがモットーです。

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