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2012-03-10(Sat)

おじいちゃんとの約束

父が生前気がかりだった事は 私の長男と甥っ子(兄の長男)、2人の高校三年の孫たちの大学受験のことだった。
「おじいちゃん、合格したら二人で報告に来るね」 と2人は父に約束していた。
約束を果たす前に父は逝ってしまったが、甥っ子は棺の前で「おじいちゃん、俺、頑張るから。。。」と泣いていた。長男も同じ思いだったに違いない。



さかのぼると、長男は とても楽しい高校生活をすごしていた。好きな野球に打ち込み 友達にめぐまれ高校生活をエンジョイしていた。
しかし勉強はかなりサボっていた。
クラス35人中30何番?といった事がしばしばあった。
3年半ばになり、周りが 推薦や指定校で決まっていく中、ほぼ0に近い状態からはじめた受験勉強。半年が勝負だった。

夏休みから私の出勤とともに塾に行き、夜遅くまで勉強する生活が続いた。
学校のある日は そのまま塾に直行しやはり遅くまで頑張っていた。
食事も不規則になり プラス、ストレスからなのか 顔や背中にブツブツが出来ていた。

心配ではあったが、これは試練であり大事な過程なのだと思った。
ここで頑張ることは 社会に出てからきっと役に立つと。
幸いな事に 努力が点数にゆっくりだが表れていった。

父がなくなった時期と試験がぶつからなかった事は 父の気遣いだったように思う。
四十九日を追え いよいよ受験本番になった。

センター試験で押さえの大學はあったものの、息子は6連敗。不合格しまくった。
「これじゃあ、おじいちゃんに報告にいけない。。。」と沈み、自信をなくしていた。
最後のチャンスの後期受験の勉強もせず、半ばあきらめていた。

でも私はあきらめなかった。
いろんな大學の入試情を調べなおし今からチャレンジできる大學がないか探した。
一方で息子を叱咤激励し続けた。成功者の名言集を見せたりもした。
気持ちがわからないではないが 最後までベスト尽くさなかったら それこそ後悔すると思った。
一体 私は何をやってるんだろう? と可笑しくもなったが。過保護で馬鹿な親だなあと(笑)

そんな状態だったのに、結果的に、長男は志望校に合格した。奇跡としか思えなかった。

「合格したのはお母さんのおかげだよね」と冗談っぽくいうと、
「あざーす(ありがとうございます)」と長男は笑っていた。

数日後 「俺こんなに勉強してたんだぞ」と言って 長男が弟にノートを見せていた。
書いて書いて覚えたというそのノートは 真っ黒に塗りつぶされていた。
そのノートを見たとき、ふがいない一面はあったが 今回の合格は長男が自分の手でかちとったのだなあ と認めざるを得なかった。

昨日、国立の発表があり、甥っ子が志望校に合格したと知らされた。
これで 二人そろって おじいちゃんに報告しにいける。

父の喜んでいる顔が浮かんできた。
どんぐり目玉の目じりを下げて、歯を見せて 方言まじりによかったよかったと言って喜んでいる
父の応援があったから 2人はここまでこれたような気がする。
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リサイクルルーム フォレスト オーナーの林です。リサイクルショップを経営しています。明るく清潔な店内、お洒落で高品質な品揃えがモットーです。

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